オルタナティブと義務教育
はじめまして、こんにちは!
All教育フェスタ関西スタッフ(見習い)の優努です。
今回は、オルタナティブな学校やフリースクールが近いうちに義務教育として認められるかもってことで、浅い知識をフル活用してつれづれと書きます。
新聞記事はコチラ↓
「多様な教育機会の確保法案」
これが実現すれば。必ずしも学校に通わずとも義務教育を果たすことになる。ということですね。
実際、学校だけが世界ではない、と知ることが子どもの命を救うことがあるのです。データとかがあるわけではないですが。
子どもの居場所を一つでも増やすということ、それが国にも認められそうだということ。嬉しく思います。それと同時に、改めて学校の存在意義について考える機会になりますね。
課題としては記事にもありますが、義務教育と指定するということは、国がそれをサポートするということです。教育水準の確保、その基準設定、お金をどうするかなどなどですね。
確かに超えるべきところはありますが、これは場合によってはオルタナティブ教育の学校が義務教育としても認められるということになるかもしれません。
今後も教育改革に目が離せませんね!
いやそもそも、
って話ですよね。
今回のメインはこれについてです。
僕自身オルタナティブ教育については勉強し始めたばかりなのですが、まずフリースクールとオルタナティブ教育(学校)の定義についてWikipediaを参考に見てみます。
日本では、デモクラティック・スクールをはじめ、フレネ学校、シュタイナー学校、デンマークの生涯学習の基盤となっているフォルケホイスコーレなど、ヨーロッパ新教育運動の流れを受け継ぐ学校が一部にあるが、専ら、不登校の子供の受け皿として、その学習権の保障や安心してすごせる居場所を提供する施設、さらに、通信制高校での学習をサポートするサポート校など、不登校の子供を対象とした、既存の学校とは異なる機関、施設が、フリースクールと総称されている。学習指導要領等の規制の枠にとらわれず、既存の学校にはない、自由で独創的な教育を実現することができるため、既存の学校に合わない子供にとって、重要な選択肢となっている。
フリー(free)と聞いて、「無料」を思い浮かべるかもしれませんが、どうやら日本のフリースクールでは不登校児のケアをする学校のことをフリースクールと呼んでいるようです。
学校からのFree(解放)を意味するということですね。
日本におけるオルタナティブ教育(代替教育)とは、学校教育法等の法的根拠を有さない非正規の教育機関とそこで実施される教育を意味する。具体的には、フリースクール、デモクラティック・スクール、サポート校、インターナショナル・スクールなどの無認可校、ホームスクーリング等をオルタナティブ教育と称する。 故に、学校教育法に定めのある一条校は、オルタナティブ教育たり得ない。また、私塾ではあっても、いわゆる学習塾/進学塾もオルタナティブ教育とは言わない。
日本のオルタナティブ教育はその中でも特に、
の上記二種類を示すことが多い。
日本においては、オルタナティブ教育だけでは正規の課程の卒業資格を認定されないので、上位校への入学資格を得る事は不可能。このため、通信制や定時制等による正規課程の履修を併用したり、文部科学省による卒業資格認定試験の受験が必要になる。
んん? フリースクールの項目の説明と似ていますね。
見た感じだと、オルタナティブ教育の中にフリースクールがある、というよりほぼ同義として扱われているようですね。
ちなみに僕はこれを調べるまで、フリースクールは趣味とかでやってる無料の教育機関のことだと思っていました。
僕が主に勉強しているのはオルタナティブ教育のうちのイエナプラン教育です。発祥はドイツですが、オランダが用いている形が有名になりました。
イエナプランはその教育における20の原則を根底に、学校では
会話・遊び・仕事(学校)・催し
をリズムよくサイクルして学ぶことを大切にしています。
会話では生徒間の相互理解、信頼関係の構築。
遊びでは創造性を育むこと。
仕事では社会と自己の発展。
催しでは自己肯定感、自己承認、他者承認を行う働きがあると思います。
イエナプランのことはおいおい詳しく書いていこうと思っています。
はじめましてはそんな感じで。
優努でした。ではでは。